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2020年12月11日

復元された「地底の太陽」をもうご覧になられたでしょうか?太陽の塔観覧再開で公開中の第4の顔の制作の話と発売中の商品のおさらいです。

カテゴリ:
商品紹介
復元された「地底の太陽」をもうご覧になられたでしょうか?太陽の塔観覧再開で公開中の第4の顔の制作の話と発売中の商品のおさらいです。
2016年10月より始まった太陽の塔の耐震補強工事と
「太陽の塔内部再生プロジェクト(2018年3月より一般公開)」。
中でも注目を集めたのが、大阪万博テーマ館の地下展示
「過去:根源の世界」に設置されていた、
太陽の塔の”第4の顔”「地底の太陽」の復元です。

太陽の塔には上部にある未来を表す“黄金の顔”、
胴体部にある現在を表す“太陽の顔”、
背面にある過去を表す“黒い太陽”の3つの顔があります。

万博当時には第4の顔として “地底の太陽”が存在しました。
地底の太陽は黄金色で顔の直径は3メートル、
左右に伸びるコロナは最大で13メートルでした。

万博閉幕後に行方不明となり、50年が経った現在でも
その在処についての手がかりもなく、これまで”幻の顔”と呼ばれてきました。

その復元にあたって、岡本太郎が旅先で描いたスケッチや制作当時の記録写真など、
現存する数少ない資料を手がかりに、まずは復元モデルの元となる雛形の制作を、
海洋堂が担うこととなりました。
雛形原型の制作を担当したのは、造形作家木下隆志。

これまで1/350スケールでの太陽の塔フィギュアの造形や、
近年繊細な仏像造形などで高い評価を得ている屈指のリアリズム造形作家です。

そうして完成した全長30cmの原型。

これを元に実寸大にするための1/10(全長110cm)の雛形原型を制作。
この1/10雛形は塗装され、報道発表、復元プロジェクトのシンボルになりました。

そしてその1/10雛形原型から実寸大(全長1100cm)を製作するための
スチロール模型が作られました。

そうして完成した「地底の太陽」、
現在予約が必要ですが入館、観覧が可能です。
ぜひ実物をご覧になってください。

そしてそして、この「地底の太陽」復元事業の雛形制作で
得たノウハウを元に、家庭でディスプレイできるサイズで新たに製作したのが、
太陽の塔ミュージアムショップでも販売されている
「海洋堂 地底の太陽 塗装済み完成モデル」です。


二つの円形の穴が開いている顔部分は重量感のあるポリストーン。
顔の左右に長く棚引くコロナと呼ばれる部分は、亜鉛合金のダイキャスト製。
表面はゴールドのメタルカラーで塗装し、万博当時の面影を再現しています。

ディスプレイに便利な専用飾り台が付属しますので、
リビング、書斎、玄関など素敵にディスプレイできます。



また太陽の塔フィギュアなどと一緒に並べるのもオススメです。


ぜひぜひある意味本物のディスプレイモデルで
素敵な日常を演出してください。


「地底の太陽 塗装済完成モデル」は現在好評発売中!!

商品ページはこちら。

※画像の無断転載は禁止とさせていただきます。

岡本太郎記念現代芸術振興財団公認商品
©Taro Okamoto
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